JR山陽本線「五日市」駅・広島電鉄宮島線「広電五日市」駅 南口より徒歩約2分、広島市佐伯区旭園の「やまね眼科」です。

目の症状と病気

目の症状と病気Medical

その他の主な症状と病気

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糖尿病網膜症

糖尿病網膜症とは

糖尿病網膜症糖尿病網膜症は、神経症や糖尿病腎症とともに糖尿病の3大合併症のひとつで、日本では中途失明原因の第二位の病気です。
網膜には、光や色を感じ取る神経や、栄養を補給するための細かい血管が張っています。高血糖状態が続くと、血管が脆くなり、つまります。網膜の血流が悪くなると、網膜に脆い血管(新生血管)を生じます。新生血管が破れると眼内に出血を起こし、この症状が進行していくと失明に繋がっていきます。

糖尿病性網膜症の治療について

糖尿病性網膜症は、特に初期段階では進行しても症状が無い場合が多く、状況によってはレーザー治療、手術も必要になってきます。糖尿病網膜症の初期では糖尿病のコントールが最も重要になってきます。新生血管が生じた場合にはレーザー治療を行います。レーザー治療を行っても、病状が進行し、眼内に出血(硝子体出血)を起こした場合には硝子体手術を行います。
知らないうちに症状が進行していることもありますので、まだ見えるから問題ないだろうという自己判断は大変危険です。当院では、患者様の症状段階に合わせた適切な処置をご案内致します。そのためにも、定期検診を受診していただくことをお勧めします。

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加齢黄斑変性症

加齢黄斑変性症とは

加齢黄斑変性加齢黄斑変性とは、欧米で失明原因の最も多い症状で、日本でも食の欧米化に伴い発症者が増加傾向にあります。網膜の中心部である黄斑部の働きが悪くなり、酸欠や養分の不足が原因でむくみや出血を起こし、視野の中心部が歪んで見えにくくなったり、一部視野が欠けて見えてしまう病気です。加齢のほかに、喫煙や、性別差、直射日光による原因も関わっているとされています。

こんな症状はないですか
CHECK
  • 中心部がぼやけて薄暗く見える。
  • 中心部が歪んで見える。
  • 部分的に欠損して見える。
加齢黄斑変性の治療について

加齢黄斑変性には2つのタイプがあり、「滲出型」と「萎縮型」に分類されます。病状に応じた治療を行いますが、根治治療はありません。症状の進行を抑える治療が主眼になります。

滲出型

滲出型は、網膜の下に広がる脈絡膜に生じた新生血管が出血することで生じる加齢黄斑変性です。このタイプは進行が速く、急激に視力が低下します。「新生血管型」、「ウェットタイプ」とも呼ばれています。 治療法としては、VEGF(血管内皮細胞増殖因子)という物質の作用を抑制する抗VEGF薬を硝子体内に注入し、脈絡膜新生血管の拡大を抑え、退縮させます。薬剤の投与は6週あるいは4週ごとに2回~3回が目安です。その後は定期的検診で様子を見ながら、必要に応じて抗VEGF薬を投与していきます。

萎縮型

加齢に伴って網膜の細胞機能が低下し、老廃物が蓄積して栄養不足になった結果、徐々に網膜が萎縮していくのが萎縮型です。症状の進行が穏やかなので、自覚症状に気づかない人もいます。萎縮型は「非滲出型」、「ドライタイプ」とも呼ばれています。残念ながら、萎縮型タイプの有効な治療法はまだ発見されていません。ただ、経過中に滲出型へ移行する症例も確認させているため、定期的に経過を観察することが求められます。

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網膜静脈閉塞症

網膜静脈閉塞症とは

網膜静脈閉塞症とは動脈静脈交叉部などで網膜静脈が圧排・閉塞することにより、網膜に出血・浮腫を生じる病気です。高血圧・高脂血症・加齢などによって生じた動脈硬化が原因として挙げられます。網膜の血流が悪いままの状態を放置すると、網膜に新生血管や増殖膜が発生し、硝子体出血や網膜剥離・緑内障などの失明につながる病態を引き起こすことがあります。

こんな症状はないですか
CHECK
  • 視野の一部が暗く見える
  • ゆがんで見える
  • 急に視力が低下した
網膜静脈閉塞症の治療について
黄斑浮腫に対する抗VEGF療法

網膜の静脈が閉塞すると網膜の血管から血液や水分が漏出し、網膜の中心(黄斑部)にむくみ(浮腫)を引き起こします。これは眼内にVEGF(血管内皮増殖因子)が放出されることによって引き起こされています。網膜の浮腫は視力を低下させ、見えにくさや物のゆがみの原因になります。
浮腫の原因であるVEGFの働きを抑える薬剤を眼球に注射し、浮腫を改善させる治療です。浮腫の改善により視力の回復が期待されますが、浮腫が長期間生じていた場合には視力回復が得られない場合もあります。注射の効果は1~2ヶ月程度のため、効果が切れると再発することがあります。必要に応じて注射の追加を検討します。

網膜光凝固

網膜の静脈の閉塞が強いと網膜全体の血液の流れが悪くなり、網膜に異常な血管(新生血管)が生じます。網膜光凝固術は血流が悪い部位にレーザーを照射することにより、新生血管や増殖膜の発生を抑えます。
網膜光凝固を行っても新生血管が消失しない場合には眼内に出血(硝子体出血)を起こすことがあります。硝子体出血を起こすと硝子体手術を行い、出血を除去します。

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網膜前膜(黄斑上膜)

網膜前膜(黄斑上膜)とは

網膜前膜は網膜の中でも最も視機能に大事な黄斑というところの上に膜が張る病気です。
網膜の上に張った膜が網膜を牽引し、障害を起こします。

こんな症状はないですか
CHECK
  • 中心部がゆがんで見える
  • 視力が低下した
網膜前膜の治療について

網膜前膜を放置しても失明することはほとんどありません。しかし膜が自然になくなることはなく、膜を除去するためには硝子体手術が必要になります。膜を除去しても視力が完全に戻ることはありません。視力が落ちきる前に手術を行った方が、視力の回復も良好です。

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黄斑円孔

黄斑円孔とは

黄斑円孔は網膜の中でも最も視機能に大事な黄斑というところに孔(あな)が開く病気です。

こんな症状はないですか
CHECK
  • 中心部がゆがんで見える
  • 見たい部分が欠けて見える
  • 視力が低下した
黄斑円孔の治療について

黄斑円孔を放置しても失明することはほとんどありません。しかし自然に閉鎖することはまれであり、黄斑円孔を閉鎖させるためには硝子体手術が必要になります。現在の手術では一回の手術で円孔が閉鎖する確率は90%以上です。円孔が閉鎖しても元の視力に戻ることはないため、手術は早期に行った方が視力の回復は良好です。

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裂孔原性網膜剥離

裂孔原性網膜剥離とは

網膜が硝子体の牽引をうけて、網膜が裂け(網膜裂孔)、網膜が剥がれる病気です。原因として、加齢、近視、外傷によるものが多く、時に、アトピー性や遺伝性を伴うことがあります。
網膜の中心部(黄斑部)が剥がれると視力が低下し、放置すれば、網膜の働きが低下して失明する危険性が高くなります。

こんな症状はないですか
CHECK
  • 小さな虫のようなものが目の中で動いて見える(飛蚊症)
  • 暗い中でも視野の一部がぴかぴか光る
  • 視野の一部が欠けて見える
  • 急激に見えなくなった
裂孔原性網膜剥離の治療について

網膜裂孔のみの状態では光凝固(レーザー治療)で治すことができますが、網膜剥離を生じると、手術が必要になります。手術は局所麻酔で行います。
多くの裂孔原性網膜剥離では硝子体手術を行います。網膜を牽引している硝子体を除去し、眼内にガスを入れ、網膜を元の位置に戻します。術後はうつむき姿勢が必要になります。

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白内障

白内障とは

目の中のレンズである水晶体が濁って見えにくくなることを白内障といいます。濁る原因は他の病気が原因であったり、放射線や薬が影響することもありますが、最も多いのが老人性白内障です。誰にでも起こりうる老化現象です。
ふつう濁りは急に進行することはありませんが、一度濁ってしまった水晶体は残念ながらもとに戻りません。しかし症状の軽いうちは、生活にそれほど問題はありません。また、濁りが強くなってものが見えにくくなり、いよいよ生活にも不自由を感じるようになれば、濁った水晶体を取り除く手術で視力を取り戻すことができます。

こんな症状はないですか
CHECK
  • 視界が全体的にかすむ
  • 視力が低下する
  • 光をまぶしく感じる
  • 暗いときと明るいときで見え方が違うなど

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緑内障

緑内障とは

緑内障日本人における視覚障害の原因疾患の第一位は緑内障です。治療せずに放っておくと失明につながるおそれがあります。40歳以上の日本人の20人に一人が緑内障と推定されています。
また、緑内障は視野(見える範囲)が狭くなってくる病気です。片方の目に見えない部分があっても、両目で見ているともう片方の目でカバーしてしまうため、見えない部分がかなり広がるまできづかないことが多い病気です。

また眼圧が急激に上昇して発症する急性緑内障では、眼の痛みや頭痛、吐き気など激しい症状を起こすことがあります。急性緑内障は、充血や瞳が青っぽくなるといった見てすぐにわかる症状がでやすいです。緑内障を早期に発見し、治療をきちんと受けて、眼圧をしっかり管理できれば、多くの場合、失明に至ることはありません。早期発見と治療を継続することが大切です。

こんな症状はないですか
CHECK
  • 視野が欠ける(視野が欠損する)
  • 視野が狭くなる
  • 視力が低下する

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ドライアイ

目が疲れやすい、目がなんとなく不快などの症状を感じたことのある方は、ドライアイの症状かもしれません。ドライアイは病気としての意識が低いものですが、目の健康のためには無視できない症状です。

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